おはぎとぼたもちの違いは?家庭でもお店でも美味しいおはぎを紹介

和菓子辞典

おはぎとぼたもちの違いは?

おはぎといえば、粒感残る蒸かしたもち米に甘いあんこに包まれた和菓子です。
このおはぎと同じように見えるぼた餅、実は同じものなんです。
春のお彼岸にはその時期の牡丹にみたて「ぼたんもち」、秋のお彼岸には萩の花に見たてて「おはぎもち」と呼んでいた事が名前の由来になってます。


なので地域でも違いはあるでしょうが、季節とわず一般的おやつとして食べる際には「おはぎ」と呼んで問題はないでしょう。
そしてこのおはぎ(ぼた餅)は鎌倉時代から存在していたと思われます。しかしこの頃は小豆ではなくゴマやきな粉で作られていたようです。明治以降になると高級な砂糖が入手しやすくなった事で甘いおはぎ(ぼた餅)をお供えしやすくなり、そこで食べる風習が定着しようです。

家庭でも簡単につくれるおはぎ

おはぎの作り方は、何回か小豆を煮てアクを抜きをして、30~40分水分を火加減に気を付けながらとばして、お砂糖を入れて強火にし、程よい硬さになるまで木べらで練り混ぜて、とあんこを作るだけでコツと時間が必要です。さらにあんこを作る間に炊飯器でもち米を炊いておき、炊きあがったらすりこ木などで好みの粒感になるまでつき、濡らした手やラップに包んでつぶしたもち米を丸めて置き、サランラップなどで丸めたもち米をあんこで包むと出来上がります。


しかし、現在では色々なレシピサイトがありますので、時短で作れる、簡単につくれる、など検索すると沢山の作り方が出てきますのでご自分にあった方法でおはぎを手作りできそうですね。

東京、大阪でおはぎが美味しい名店

美味しいおはぎというと、大阪では近鉄日本橋駅近くにある「玉製家」 (ぎょくせいや)さんや東京では有楽町の「甘味おかめ」さん、最近ではインスタ映えするおしゃれなおはぎが食べられると話題の、学芸大学にある「タケノとおはぎ」さんがあります。やはりおはぎは日本人の大好きな和菓子。美味しいおはぎが食べられるお店もいっぱいあります。

SNSやネットでは出てこない美味しいお店もたくさんあります。何よりおしゃれだったり、老舗の有名店は美味しい事は確かなんですが1つ300~500円したりとお高めです。自分のご褒美に普段食べないおはぎを食べる楽しみもありますが、やはりおはぎといえば手軽に庶民が食べるものでもあります。近所の和菓子屋さんを探索して自分好みのおはぎを見つけるのも楽しいです。なんだかんだスーパーの和菓子コーナーにある100円前後で買えるおはぎも美味しいですよね。

おはぎのお供には日本緑茶がぴったり

おはぎを食べるときにはやはり、飲み物がないと始まりません。喉に詰らないようにすることは勿論ですが、やはり甘いあんこを食べていると口がどうしても甘ったるくなりがちです。
お口をリセットし、おはぎの甘さと、小豆の香りを何度も堪能しながら食べれば、一口でおはぎを終わらせてしまうより、よりおはぎを長く美味しく楽しめます。


そしておはぎにはやはりお茶です。お茶といっても緑茶、ウーロン茶、紅茶と色々ありますが、ここはやはり日本茶が一番おはぎの良さを引き立たせてくれるのではないでしょうか。日本茶といってもこれがまた種類も豊富ですが、和菓子といえば「抹茶」です。おはぎが好きな方は是非飲み物にも変化を加えて「おはぎ」の美味しさを試行錯誤してみるのも楽しいかもしれないですね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました