お土産におすすめしたい!千葉の和菓子店を5つ紹介

和菓子店

メディアでも評判!「角八本店」のみかん大福

千葉県長生郡一宮町の玉前神社の門前にある老舗和菓子店「角八本店」。
江戸寛政年間に創業し、一宮城の城下として栄えた街です。
「一之宮饅頭」や「九十九里浜煎餅」「あんころもち」を始め、人気のフルーツ大福の大粒苺が入った「いちご大福」、ジューシーな極上みかんが丸ごと入った「みかん大福」まで、個性豊かな和菓子を作り続けています。
特に「みかん大福」は、テレビや雑誌などのメディアで紹介されている人気商品。みずみずしいみかんの切り口がインスタ映えするためたちまち話題になりました。
柔らかな餅にジューシーなみかんと自家製の白餡が良い感じでハーモニーを醸し出しています。

「銚子電鉄」を救ったぬれ煎餅

千葉といえば日本有数の醤油の産地、銚子の醤油を抜きにしては語れませんね。
「ぬれ煎餅」は、その銚子の醤油を使用して特製醤油ダレを作り、タレをたっぷり染み込ませたお煎餅です。
このぬれ煎餅を販売する「銚子電鉄」は千葉の北東部を走るローカル線。
実は過去に経営危機に陥ってしまった時期があったのですが、この銚子電鉄を救ったのがぬれ煎餅。
そういったエピソードから「奇跡のお煎餅」としても知られているんですね。
銚子電鉄には駅名が「ぬれ煎餅駅」という駅があるほどなんです。
味は3種類。
赤の濃い口味・青のうす口味・緑の甘口味。
小さなお子様からお年寄りまで、世代を問わず喜ばれるお煎餅です。

店主は数々の大会で受賞! 御菓子司 福一 湖北台本店

千葉県我孫子市湖北台の和菓子店「福一」の特徴は、隣接する市町村の和菓子屋の中で唯一餡子を豆から手作りで作る和菓子屋であることです。
先代が自宅の居間を潰して多額の借金をして餡の製造機械を入れ、しかも原料の小豆と砂糖は最上級のモノを仕入れ、やっと「福一」の餡が出来上がったのだそう。


和菓子の味は「餡」で決まるという先代の意志を受け継ぎ、現店主も素材の味を最大限に生かした餡を作り続けているとのこと。
現店主の二代目池田尚史(いけだひさし)さんは、テレビチャンピオン和菓子職人選手権に2回出場、全国菓子博覧会にも参加して受賞歴のある技術と意識の高い職人さんです。
「福一」の和菓子のラインナップとしては、だんご・饅頭・羊羹などの朝生菓子(作ったその日に食べる菓子)、130種類の見た目にも美しい上生菓子、日持ちする焼き菓子など種類は非常に多く季節の挨拶・贈答用に高い評価を得ています。

千葉といえば落花生でしょ! 煎餅と最中のお店を紹介  

千葉の名産品落花生を使った和菓子店は多いのですが、そのうち2つご紹介します。

■「 なごみの米屋 」のぴーなっつ最中

千葉県成田市で創業約120年の老舗菓子店「なごみの米屋」。
米屋は成田山参詣みやげとして、羊羹の製造販売から始めたのだそう。
その後、時代の流れとともに成田山の名物・千葉の特産品を使用しつつ地域の特徴を生かしたお菓子の製造をしているお店です。
「ぴーなっつ最中」は、餡にピーナッツの甘煮を練り込んでいます。
最中が落花生の形をしており、包装する箱も落花生の形。
そのユニークな可愛さから、土産としても人気の高い商品となっています。

■「坂本総本店 」の落花煎餅

文化2年(1805年)に創業した老舗菓子店「坂本総本店」。
お店のある千葉県匝瑳市八日市場は、江戸と銚子を結ぶ街道の宿場町として栄えました。
現在の店舗は、明治38年に建てられ、国の有形文化財に指定されているのだそう。
明治四十四年に大正天皇が皇太子のとき八日市場を行啓され、その際に献上したお菓子が「落花煎餅」です。
他にも、八日市場にたくさんあった畑の茄子を使って茄子の砂糖漬けにした「初夢」という菓子も江戸時代後期から続いて作られています。
地元の最高級素材をアレンジした和菓子はお土産としても喜ばれます。

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